貧血とは?
貧血とは、血液中の赤血球の成分、ヘモグロビンの量が少ない状態の事を言います。
一方、「脳貧血」とは「起立性低血圧」が原因で突然、目の前が暗くなったり、意識が薄れて突然倒れたりする症状の事を言い、「貧血」とは異なります。
貧血には鉄欠乏症貧血、悪性貧血、再生不良性貧血などの種類が有ります。その中でも90パーセント以上の割合を示すのが鉄欠乏症貧血です。
鉄欠乏症貧血
鉄欠乏症貧血とは?
血液は血球という細胞成分と血漿(けっしょう)という水分成分から出来ています。血球成分は、赤血球、白血球、血小板から出来ていますが、このうち赤血球が減少した状態を鉄欠乏症貧血と言います。
鉄欠乏症貧血の原因
■鉄不足■
鉄不足は赤血球の主な成分ヘモグロビンの生成に支障を来します。ヘモグロビンの役割は酸素を全身に供給する事ですが、ヘモグロビンの減少により酸素が全身に十分供給されなくなると、だるさ、息切れ、動悸、悪寒などの症状が出てきます。
■出血■
けがなどによる出血や子宮筋腫、子宮内膜症、出産などで鉄分が失われると貧血状態になる事が有ります。
■過労・ストレス■
過労やストレスにより鉄分の吸収力が低下すると貧血になりやすくなります。
■ダイエット■
間違ったダイエットは栄養不足になり貧血になりやすくなります。
■生理■
女性は生理により貧血になりやすい体質と言えます。生理によって失われる血液は、多い日で、100〜150gです。普段から栄養不足だったりするとこの位の出血でも貧血になる事も有るので食生活には十分注意が必要です。
貧血改善対策
鉄分の多い食事を摂る
鉄分の多い食品(鉄分を多く含む順)
ひじき、煮干し、干しあみ、豚肝臓、焼きのり、干しのり、しじみ、ゴマ、切り干し大根、大豆、凍り豆腐、パセリ、きな粉、鶏肝臓、ヤツメウナギ、ゆば、あゆ、アサリ、小麦胚芽、インゲン豆、ほうれん草など
鉄鍋、鉄製フライパンの使用
鉄製の調理器を使用する事によって、食品に鉄分が吸収されます。この為、鉄分補給の助けになります。
ビタミンCを鉄と一緒に摂る
ビタミンCは鉄の吸収力をアップしてくれます。
悪性貧血
悪性貧血とは中年以降の人に見られる貧血で、ビタミンB12、葉酸が不足して起きる貧血です。
これは、自己免疫障害、または胃の切除手術により胃液内因子が不足したため、ビタミンB12の吸収力が低下して起こります。
治療としては、ビタミンB12の注射を投与します。
再生不良性貧血
再生不良性貧血とは細胞成分である血球、赤血球、白血球、血小板が減少する貧血です。その為、細菌の感染や出血が起りやすくなる病気です。
原因は不明な事が多く、特定疾患(難病)に指定されています。
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