動脈硬化と血栓症、その原因と対策

◆◆◆動脈硬化の原因◆◆◆

動脈硬化を引き起こす原因は悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールとは、リポタンパク(コレステロールや脂肪が血液にとけ込みやすくなる為に粒子に形を変えたもの)の一種であるLDLに含まれているコレステロールが過剰になり、活性酸素によって 酸化され、「変性LDL」となったものです。

「変性LDL」になるとコレステロールを必要な場所に供給出来なくなり、動脈の血管内への沈着、酸素や栄養の 不足、高血圧や血管への負担などの様々な要因により新しい細胞の生成が出来なくなります。 この為、弾力を失って動脈の壁が硬くなっていきます。 これが動脈硬化です。
動脈硬化は老化現象の一つなので完全に防ぐ事は出来ません。 しかし、動脈硬化を遅らせる事は可能なので今から生活習慣を見直して行きましょう。

◆◆◆血栓症◆◆◆

血栓症とは血液成分が固まって血管の内側を塞いでしまう病気です。 放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。 又、長時間狭い席に座っていた事で起こる「エコノミークラス症候群」も血栓症の一つです。

◆◆◆動脈硬化、血栓症対策◆◆◆

日本人のコレステロール値は年々増加の傾向に有ります。 血液をサラサラにするためには血中コレステロール値を下げ、塩分や脂肪の摂取を控え、 野菜を多めに摂る必要が有ります。つまり、普段の食生活が重要になってくるわけです。 では次に血液、血管の老化を防止して血液をサラサラにする抗酸化食品を紹介します。

【セサミノール】

“ゴマ”には動脈硬化やガンの予防に大きな効果が注目されている抗酸化物質”セサミノール”が含まれています。
セサミノールには酸化された悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を防止する働きが有ります。
特にごま油にはゴマから精製される過程でセサミノールが生成されるのでより効果が期待出来ます。 また、ゴマには大豆に少ない必須アミノ酸やミネラルも豊富に含んでいます。 更にアルコールの分解を促すので肝機能にも良い食品です。
ゴマは殻が堅く消化しにくいのでゴマを摂取する時には炒ってすりつぶしたりする様にします。 ここで注意したいのは炒ったりすり潰したゴマは酸化しやすい事です。 ゴマに含まれているリノール酸が時間が経って酸化すると過酸化脂肪に変化してしまいます。 過酸化脂肪に変化するとかえってガンや血管の老化を招く恐れが有ります。 くれぐれも炒ったりすったりするのは食べる直前に行う事です。

【ポリフェノール】
赤ワインや緑茶、ココアに含まれるポリフェノール類は強い抗酸化作用を発揮します。
特にポリフェーノールの一種であるアントシアニンを多く含む赤ワインには動脈硬化を予防する効果がある事が わかって来ています。これはフランス人が高脂肪食を多く摂取する割には心臓病になる方が少ない事、そしてそれは 赤ワインの大量消費量に関係が有るのではないかと言う事から注目されました。(これをフレンチパラドックスといいます)
赤ワインの原材料であるぶどうには日照時間が長く、完熟している程アントシアニンが多く含む様に なります。又、赤ワインは熟成期間が長い程抗酸化作用が強いものが多い様です。 ココアにはポリフェノールの一種カテキンが豊富に含まれています。 カテキンはLDLの酸化を防ぎ、血液をサラサラにして動脈硬化や脳血栓などを予防します。
※その他血液、血管の老化防止に効果的だと思われる食品は、動脈硬化や高血圧に有効なルチンを含む”ソバ”や”ジャガイモ”、 血栓を溶かす作用が有る納豆キナーゼを含む”納豆”、血管壁へのコレステロールの沈着を防止する”レシチン”を含む大豆や卵黄 などがあげられます。





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